M100整備の記録！！

5月のツーリングでブースト不調になったM100。
これを直すつもりで入れたのが、10月までの長期間入院であれやこれややってもらいました！
あまりにも多項目にもわたるのでしっかりまとめます！！

【シャーシ関係】
アルミサブフレーム脱着
メンバー/サブフレーム取付
リアマウント各ボルト26本修整

トラスパーツ取付直し

まあ、あらゆる所が緩みっぱなしで走っていたらしい。
きちんと増し締め、ボルト交換などしてもらい、かなりしゃきっとしたであろう。

【エンジン関係】
・ブースト不安定調整
・サーモスタッド交換
・冷却水交換
・クランクプーリー交換
・オルタ、エアコンベルト交換
・エンジンオイル交換
・オイルパン交換
・プラグコード特注、プラグ交換

新品オイルパンは岡村さんのいすゞつながりラインでゲット。
ぜひつぶされず、変形されず走り切ってほしいもの。


これが新旧クランクプーリー！
旧はこんなに外周がささくれだって信じられないくらい！
バランスも相当狂ってたハズ。
それとこれが原因か、補器類ベルトがちぎれてしましました！！
まずは交換して安心。

【駆動系関係】
・クラッチ3点セット交換
・ミッション脱着、シフトリンケージシム調整
・エンジンマウント、ミッションマウント取付修整
・ドライブシャフト修整
・ミッションオイル交換

新旧カバー。

新旧ディスク。もうちょい使えそうだが、やはり替え時だった。

ベアリング。
写真はないが、ミッションリンケージ調整で、
ストロークは変わらないものの節度感が出てグッド！
また、ドラシャ自体もゆるみがあり駆動が逃げていたそうだが、増し締め調整でかなり締まったとの事。

【排気系】
・マフラーリアピース交換（metokiさんサンクス！）
・マフラー中間パイプ交換
・マフラー各部加工、製作
・ヒートインシュレーター加工

↑鉄のノーマルセンターパイプはオーセンで入手。

これに耐熱テープを巻いてもらい、取付の加工をしてもらう。

↑こちらがmatokiさんから譲ってもらったステンレスマフラーリアピース。
メーカーは不明。

ノーマル状のオーバルがよい。そして実は一回りデカい！
音も野太くその気にさせる！！

【ブレーキ関係】
・エンドレス特注ブレーキホース装着
・ブレーキフルード交換

これがエンドレス特注ブレーキホース！

装着はこんな感じ！
エリーゼ程カチッという感じではないが、ノーマルの比ではない安心感。
かなり踏み込めるブレーキシステムになりました！

【足回り関係】
・アッパーボールジョイント交換
・アライメント再調整
・ホイールバランス調整

前回先送りしていたボールジョイントを交換しました。

【ボディ関係】
・フロントリップスポイラー装着
・フロントフェンダー後ろパネル取付直し


ふぅぅぅぅ～、以上！！！
前回の冬の修理よりもたくさんやってもらった気がする。
10万kmに達する車齢なので、
普通で考えても定期的にしなければならない作業がいっぱいあったのだな。
考えようによっては、クラッチ交換もしたし、後の懸案事項は冷却系か？
これで安心して走れるようになったのでよしとしよう！！

岡村さんちで再調整！新潟再び！

苦節5か月、やっとエランが帰ってきたのが昨日。
岡村さんから自宅へ直接納車。
しかし、その夜の試走でどうにも満足できない部分があり、
なんと本日新潟に出戻り～。
う～む、セッティングは難しいのう。

再調整①ブレーキングで右に持ってかれる
なんか片効きのような症状がみられる。
念のためフロントブレーキホース左右入れ替え、再調整してもらったら少しはマシに。
これでしばらく走りこんであたりをつけてみるかといった次第。
ちなみに矢印が今回特注のエンドレスのブレーキホース。
踏みごたえに安心感はあるが、エリーゼほどのカッチリ感ではない。
まあ早く片効きが解消されないとそれどころではないがの。

調整②6,000回転以上エンジン回転数が上がらない
これは、チューニングECMをオリジナルECMに入れ替えて解消。
おいらはオリジナルECMの方が好きだな。
自分のフィーリングに合うものを信じるなり。
ちなみに写真はmetokitiさんから譲ってもらった社外マフラー。
中間パイプからいろいろ作り直してもらってやっと付いたそうな。
野太いエキゾーストをぜひ聞いてほしい！！

調整③車高を下げ、シャープなハンドリングに
車高はこちらの希望で上げてもらい、その中で妥協できるセットを作ってもらいました。

しかし、春先のあのシャープなコーナリングが実現できておらず、
なんとも言えない腰高感・・・。
やはし春の車高の低いセットに戻してもらいました～。

したらば、コーナリングはいいんですがね、
峠試走でさっそくやってしまいました・・・。
またパネルに当たってしまった様子。
もう外れやすくなってるんだね、こりゃ。

まあ、こんな感じで直してはま壊れ、直してはまた壊れで、
本当にヒルクライム間に合うのか！？
チューニングよりもレストアの世界だな。

帰ってきたエラン！だが課題は残る

エランがついに帰ってきました！！
5月からスピードテック岡村に入院中だったエラン。
当初はブースト不安定の症状を直してもらうだけのつもりが、いろいろ大手術に・・・。
そしてついに9月25日に帰ってきました！！
苦節5か月！長かった～。
しかし、課題はまだ残る。近々やり直してもらわねば。

【よくなった点】
①絶賛の直進安定性
・過去最高に直進がビシッとしている。
　タイヤもケロケロしているはずなのに、ステアリングのセンターでビシッと安定。
　これほど直進が安心できるのは今までなかった。
　シャーシ増し締めで剛性が上がったからか？
②フロント右ホイール後ろのボディパネル直る


【悪くなった点】
①ブレーキングが不安定
・ハードブレーキング時にフロントが右に持っていかれる。
　片効きのような症状。
　これでは安心して攻められない。
②重いエンジンフィール
・マフラー交換、社外ECMで確かにトルクは上がった。
　ブーストもタービン音2倍でヒューーーンと聞こえるほど。
　しかし、気持ちよくない。
　踏んでからのトルクの立ち上がりが遅い。
　しかも6,000で回転が上がらない。プツプツと燃料が途切れるような症状。
　エンジンフィールは明らかに5月の方がよい。

③鈍いハンドリング
・こちらのリクエストで車高をかなり上げてもらった。
　段差の乗り越えやバウインシングでのアゴ打ちは無くなったが、
　逆にシャープなハンドリングが消え、追い舵を当てなければいけない。
　ミドシップのようなFFだったのに残念。前のセットの方がよい。
　加えてリアのはねがすごく怖くて攻められない。

以上、前回のチューンがかなり感動的だったので、今回のは残念な結果に。
早く安心して攻め込める機体にしたいですじょ！
近々再入院だな。