若かりし日を思い出したＪＯ☆峠の夜会 [峠・地山地走]
若かりし頃、いつも走るのは夜だった。
深夜１２時ごろからスタートして、帰るのは４時・５時の世界。
何のためにガソリンをまき散らかして走っていたのかは定かではない。
自分は速いのか？何者なのか？
ただ走ることで答えを出そうとしていた。
待ち伏せするのは、いつも山頂の駐車場。
ここで身をひそめれば、東から上ってくる車も西から来る車も、ライトと排気音ですぐに分かる。
遠くから木霊するエキゾーストノートを聞きつけ、
木々の間を瞬間移動する光の動きに目を凝らす。
・・・ブローオフか、ターボ車だな、いい音で（タイヤを）鳴らしてるじゃないか・・・
こちらもエンジンをかけ、シートベルトを締め上げ、スタンバイ。
目の前の駐車場コーナーは、タイトなだけに敵を観察するには都合がよい。
通過するヤツの身のこなし、コーナリングスピードから、
デキるやつか、そうでないか、車の仕様まで一目で識別できる。
闇に消えゆくテールランプを追いかけ、いざ発進！
すぐに前方の車に追いつき、しばし観察。
相手もこちらを窺っているようだ。
まずは名乗りを上げるのが武士の掟。
ゆっくりと前方に出て、こちらのテールをじっくり相手に見せつける。
ここからが真のお楽しみの始まりだ。
・・・抜きな、どちらが速いか試してみようぜ！
↑かずさんデルタ!コーティングしたばかりなのに・・・虫虫Ｑですんません。
↑Ｚ爺さんは今日はマー坊。この人と若いころ走ってたらヤバかったろうな～
↑へらさんは本日は普通のスマート。小さく高いのが物理法則を無視してクンと曲がる。怖ぇぇ～。
↑おいらのエラン。途中ライトが点かなくなり、藤原拓海のイニＤテクを使うハメになるとは！！
・・・・・・・・・・・・・・・・・・時は過ぎ、今はオジ様。
いや～、歳とると夜は走らんよ。
まず９時には眠たくなるしな～。
目も見えんから夜の峠はおっかないぞ。
健康のためにも早起き一番！
朝の空気が気持ちいい～。
ま、こんな感じで昔をちっと懐かしがって走ってきたでござるよ。
というか昔のスピードに比べたらお散歩じゃな。
お付き合いいただいたおじサマーズの皆様、ありがとうございました！
また若いころを懐かしみましょう！！
